| １年半に及ぶ、長い長い選挙戦は世界から注目された。 |
| 民主党は前回オバマと争ったヒラリー・クリントンが予想通りに推薦を得、世界の誰もが次期の大統領（史上初の女性大統領）を信じていた。 |
| 共和党はまさかのドナルド・トランプが推薦された。政治経験ゼロの実業家がなぜ大統領なんかに？。多くのメチャクチャな暴言を吐き、世界に影響するリーダーを任せられるのか大きな不安がある。共和党内でもトランプを嫌う政治家は非常に多く、今や、共和党が崩壊するかの段階。 日本にとってはマルコ・ルビオ上院議員が大統領になることが最も歓迎だったそうだが、結局多くの候補と同じくトランプの前では撤退しかなかった。 |
| クリントン、トランプ両方、大嫌いという人は多く、嫌われ者同士の史上最悪の選挙と言われ、選挙直前に両候補をバッシングする情報も多く流れた。 |
| ３回のクリントン、トランプの討論会でもすべてクリントンの方が印象が良かった。 |
そして、ついに選挙当日となった１１月８日。
得票数でなく、選挙人数での勝敗となる。
まさか？との声が出始める。
そんなことがあるはずがない。
やっぱりクリントンだろうとの安定感はあった。
先が見えない。
これから選挙人の多い州が開きはじめる。
この時点で「善戦」と言われている。
このあたりからドンデン返しが始まる。
なぜか？
クリントンが伸びない。
いよいよ・・・
まさかのトランプ勝利が流れ始める。
アメリカのマスコミは殆どがクリントン贔屓だったのでありえない事態が起こったと・・・
全てが終わった。世界が不安。
トランプを支持した人たちは熱狂的なファン。選挙前の発言を守らなければトランプでも暗殺されるかも。
| まさか負けることは無いだろうと選挙に行かなかったクリントン派に対し、トランプ派は必死だった。イギリスのＥＵ離脱国民投票のような現象。総得票数では大きくクリントンが勝っているが、選挙人数で負けた。この現象はブッシュ対ゴアの時もあったという。この選挙制度は見直す必要がないか？ さて、これからの世界はいったいどのように変化して行くのだろうか。 |
つれづれぐさページへ戻ります。
2016年のつれづれぐさへ