自転車盗難始末 2013/12/27



 4月に栗東駅前で盗まれた自転車が発見されたと、師走の今になって栗東市から突然知らせが来た。警察に届けず、ほぼ諦めていたので、今頃?と驚きだ。購入時、自転車に保険登録していたので名前が分かり連絡が来たわけだ。発見された場所は手原駅前の市営駐輪場。犯人は栗東駅前アルプラから他人の自転車に乗り、遠く手原駅前の駐輪場に停めたわけだ。
 それから8ヶ月もの間、駐輪場に預けたままだったことになる。駐輪場が年末行事として長期放置自転車として市に報告され、防犯登録された自転車は市から知らせが来ることになっているらしい。そして、盗まれた被害者が遠く手原駅前の駐輪場まで受け取りに行かねばならないのは納得が行かないが・・・。



 8ヶ月もの放置で錆びついていないか?タイヤはパンクしてないか?。はるばる受け取りに行っても乗って帰れなければどうする?。手原の駐輪場に電話したら、今年は20台ほどが長期放置となった。どの自転車かは分からないので状態は調べられないとのこと。まあ、当然だ。
 おっかなビックリで手原駅前市営駐輪場へ。ああ、あった、懐かしい対面だ。とりあえずは安心・・・。ところが、なんと、鍵がかかっている。こちらはちょっとの時間のつもりで鍵をかけなかったために盗まれたわけだが、犯人は乗り捨てた駐車場でご丁寧にも鍵をかけたわけだ。



 完全に諦めていたので合い鍵など捨ててしまっており、さて、どうする?。駐輪場のおじさんたち、こういう時の道具として、鍵の車輪を横切る金属棒を切る人力のワイヤーカッターを持ち出して来た。しかし、どんなにやっても切れない。初老のおじさんたちの力では無理と、前の交番の屈強のおまわりさんに頼むことにした。「おまわりさんが自転車の鍵を切ってる」ってちょっと絵にならないが、それでも、簡単に切れるものでは無い。そりゃあ、そんなに簡単に切れるんだったら鍵では無い。



 結局諦めて、近くの自転車屋さんまで大汗かいて運ぶことに。自転車屋さん、人目見て、あっ、これは切れません。まったく違う方法で鍵そのものを壊すという方法でようやく解決。



 8ヶ月ぶりの愛車の乗り心地を感じながら、もう一度駐輪場へ解決の報告に。
「それにしても、ここは市営の駐輪場だったのはラッキーでしたね。一般の駐輪場だったら、レンタルビデオなどと同様、8ヶ月間の何万円もの預かり料を払ってもらうことになります。」
 警察に盗難届けをしない限りは盗まれたという証拠が無く、正規に駐輪場に長期間自転車を預けたということなんだから。名前は分かるし逃げられない。たまたま市営駐輪場だから、市に報告されて、無料で受け取ることができたという。
 まあ、泥棒さん、数ある駐輪場の中から市営駐輪場を選んでくれて感謝・・・。なんでお礼を言わなきゃなんない?。
 交番にも寄って解決の報告。「駐輪時には鍵をかけること」、「盗難時には必ず届けること」とさんざん、お説教された始末。



youtubeにこのタイプの鍵の外し方がありました。これなら切らずに簡単でした。


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