衆議院解散、12党乱立の史上初めての・・・ 2012/12/01




夏ごろ、「近いうち解散する」と約束をした野田首相。その後、自民党の総裁も安倍氏に替わり、その「近く」とは、いつのことなのかとしつこく責められ続けた末、首相の突然の解散予告に誰もが驚く。民主党内さえ驚いたという。


失政続きの民主党、今解散したら、ボロボロ、再び国会に戻ってこられない代議士さんは多く、誰も解散したくないってわけで、もう、国のこと、国民のことなんて考えている議員さんっているんでしょうか。


3年3ヶ月の間に、民主党は鳩山、菅、野田の3人の総理大臣を選ぶ。野田さんがいちばんマシだったかなあ。


解散直前になって、既成政党のほかに、次々とくっついたり離れたり、中には解散してから結党する政党まで登場。我が滋賀県の嘉田知事が卒原発を旗印に「日本未来の党」を起こしたのにも驚いた。
選挙公報や投票用紙に「あなたの一票を未来に託そう」みたいなキャッチフレーズを印刷済みの自治体は刷りなおしたという。莫大な予算が飛んでしまったらしい。
大阪市長橋下徹の「日本維新の会」は「みんなの党」といっしょになるかと思ったら、都知事を辞めた石原慎太郎の「太陽の党」といっしょになるし、選挙まで、もうメチャメチャだ。


バラ色のマニフェストの殆どが実現されなかったウソつき民主党政権の3年3ヶ月を戻して欲しい。まあ、民主党も受け継いだ自民党のツケが多くあったこと、期間中のまさかの大震災の勃発など、運が悪かったかも知れない。大震災復興の処理が自民党政権ならうまくさばけたかどうかは分からないが、政治に慣れた自民党だったら、少しは日本もここまで落ちぶれなかったかも。




12も党が乱立するなんて、前代未聞。争点は原発、TPP、消費税増税、経済、外交、そして大震災復興・・・とものすごくあり、各党が何を言っているかで選ぶわけだが、これほど、党が多いとわけが分からない。


テレビなどマスコミは連日各党の主張を流すが、小党はどんな主張をしても、政治に影響を与えるわけがなく、結局メジャーな党と、そこそこの数が見込める党がキャスティングボードを握ることに期待。


誰が何党?


はたして、どうなるか?

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