久保修 切り絵の世界展 2012/06/25




京都 美術館「えき」


有名な切り絵アーティストの作品展。


 日本の心が息づく“和紙”を、イメージする色に染め、その和紙をナイフで繊細に切り抜き、迫力のある絵に仕上げますが、パステルやアクリル絵の具、布、砂といった素材を取り入れて表現するミクスト・メディア(混合技法)と呼ばれる独自の技法で切り絵を表現しています。時には、和紙に洋紙を融合させ、奥行きや立体感を出したり、薄い和紙を幾度にも重ねたオリジナルの鮮やかな色彩で対象物の質感をも表現しています。


 今回のテーマである「紙のジャポニスム」では、移り変わる日本の四季折々の風物詩や、生命力あふれた瞬間を見事に切り取った旬の食材、そして京都をはじめ、自らが旅した世界の風景など、約150点の繊細で美しい切り絵の世界を紹介します。




久保 修(くぼ しゅう 1951〜) プロフィール
 切り絵画家。1951年、山口県生まれ。東京在住。1971年、大学の建築科在学中に切り絵を始める。産経新聞や朝日新聞での旅紀行の連載、雑誌「あまから手帖」の表紙絵などを担当。また、郵便ふるさと切手や年賀はがきなどに作品が採用される。2009年、文化庁文化交流使に指名され、ニューヨークを拠点に、また国際交流基金主催の日本文化紹介派遣事業でスペイン、ポルトガルにて、切り絵を通じて文化活動を行う。2011年NHK教育テレビ「あなたもアーティスト」ではシリーズで切り絵を紹介。現在、産経EXPRESSにて「紙のジャポニスム」連載中。また今年4月には、日米桜寄贈100周年記念事業として、ニューヨークのエンパイアステートビルにて作品を展示。6月には再び、ふるさと切手に作品が採用され発売される。国内外での個展開催や作品集の出版など、多忙な日々を送っている。


ものすごく細かい仕事に驚くばかり。切り絵は木版画に通ずるかも知れない。
制作過程の展示もあり、興味深い。

久保修ホームページから












才能のある人はええなあ。




制作中ビデオ上映。


細かい細かい切る作業。

つれづれぐさページへ戻ります。



2012年のつれづれぐさへ