はるか、懐かしい東映時代劇 片岡千恵蔵、市川右太衛門、月形龍之介、大友柳太朗、中村錦之助、大川橋蔵、東千代之介、近衛十四郎、里見浩太郎、若山富三郎・・・、みんなが渡ったはず。次郎長もの、股旅ものの長谷川一夫も。 |
木津川に架かる八幡市と久御山町を結ぶ上津屋橋の通称である。全長約356.5mあり現存する最長級の木橋で、昭和26年に架けられた。当時永久橋を架ける予算がなく、かといって普通の木造橋では増水の度に流されてしまう。そこで水の流れに逆らわない構造の橋が架けられた。つまり、木津川が増水して橋板まで水に浸かると橋板が自然に浮かび、八つに分割してワイヤーで繋がれた橋板が吹き流しのように流れる「流れ橋」である。水が引けばワイヤーを引っ張り橋板をたぐり寄せ元にもどす。 |
この付近一帯は木津川の砂地の河原が広がり、コンクリート護岸や電柱もなく、橋をバックに時代劇のロケーション等に利用されている。また、休日には家族連れや、若者のグループがバーベキューを楽しむなど、四季を問わず市民の憩いの場となっている。 |
2007年放送のテレビ「探偵ナイトスクープ」でこの流れ橋が登場。 依頼者からのお便りは、時代劇によく使われる京都の流れ橋。そこの板が何枚あるか数えてみようと渡りきり、帰りがけ確かめようともう一度数えてみると数が合わない・・・。それから、5年間も通い詰めているが一度も合ったことがないので、正確な数を教えて下さいというものだった。 探偵は長原成樹探偵。依頼者と共に、1700までは数えきるのだが、行き帰りが合わない・・・。その内、絵面が暗いと、ビキニのお姉さんが通りがかったり、「お代官様お助けくだせぇ」がきたりで・・・、ちゃちゃちゃんと、終わってしまうのだが、もう、私的には笑いすぎて腹がよじれてしまった。 探偵ナイトスクープのDVDボックスが販売されているが、なんとかYOUTUBEにでも動画が入っていないか調べたものの、やはり無い。とにかくこんなに笑ったことは無い。レンタルでも出ていないか探してみよう。 |