ZARDデビュー20周年展 2011/05/11



大阪高島屋での陶芸の先生の個展鑑賞のあと、7階で本日から始まったZARD展。


1991年にデビュー、「負けないで」、「揺れる想い」など45曲の大ヒットを出し、2007年5月に若干40歳で急逝したZARD(坂井泉水)はこの5月でデビュー20周年となる。既に本人がこの世にいないのに毎年行われる追悼ライブは満席だ。多くの新人歌手も最後はと夢みるあの武道館をいっぱいにする。


自分の携帯オーディオプレイヤーには、宇多田ヒカル、広瀬香美、岡本真夜、そしてZARDらのベスト盤が入っている。彼女の急逝ニュースには日本中が驚き、音楽葬の参列者は4万人にも及んだ。


 テレビには殆んど出なかったものの、それがかえって伝説を作ったのだろう。おびただしいスチール写真、PV、そして彼女のTシャツ、パンツ、セーター、コート、マフラー、キャップなどが身につけている生前のビデオ、写真といっしょに展示されて確かにこれだと確認する。 何年も洗っていないだろうから、白いセーターは一部黄ばんでまだにおいが・・・。おいおい・・・。クリエーターとしての彼女の油絵の実物も展示。
 彼女の歌は全部本人の作詞で直筆メモの展示もある。この震災後、もっとも元気のでる被災者を励ます歌としてテレビが募集し、圧倒的トップになったのが「負けないで」。その実物原稿に何度も何度も推敲したあとが見える。彼女が今も生きていたらこの大震災をどう見ただろうか・・・。


16分のビデオ上映コーナーでは多くのヒット曲のフレーズと懐かしい、秘蔵も含む映像が流れる。たった40年、この世にあって、人にこれだけの思い出と励みを残す。それよりも長く長く生きて何にも遺せないだろう人間がここにいる。


彼女の遺作の油絵のレプリカまて売る商魂・・・


ミュージアムショップ。


ポスターを部屋に飾るファンも多いのだろう。


全45曲は今でも売れ続ける。




死後の追悼ライブのDVDもベストセラー。




元気になる。



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