超巨大地震・大津波・放射能危機 あれから1週間 2011/03/18



 毎日、新聞の見出しは巨大な黒地白抜き文字が続く。早くも1週間。いまだに、この震災があったのか、夢ではないのか。世界最大の近代震災が、神はなぜ日本を選んだのか。大都市に巨大な災難が起こるとこうなるという神の警告。そして、日本人であれば、人類でもっとも整然とこの事態を終始するというのだろうか。


 それにしても、我々関西人には実感ととして湧かないながら、テレビでもあまりに悲惨な場面を見て胸がつまる。今は延々と壊滅した港町を自衛隊が救援している。家族全員が波にさらわれ、海のかなたで亡くなってしまった人たち・・・


 がれきの山から時々生きて救助されるニュースは希望を与える。史上4番目という巨大地震、想像を絶する大津波、そして、なんと、福島の原子力発電所の爆発事故という考えられる最悪の事故が起きている。。


最終的に死者は2万人を超えるという。ただ、原発の被害はまだまだ完結はしない。


放射能漏れの原子炉を冷やすため、死を覚悟して連日昼夜をいとわず作業するハイパーレスキュー隊。


数か月では絶対不可能、何年というスパンで終始できるか。


いずれ終始するのかも見えていない。


アメリカスリーマイル島の事故を超える深刻さという。


皮肉にも電力会社に電気が無く、真っ暗な中で線量計の値を見ながら決死の作業。


やはり、原子力は人類が扱うべきものではなかったのか。


刻々と伝えられる放射能量。まだまだ予断を許さない。


原子炉が4基も設置しながら、予備発電は1基。それが津波でやられたら・・・


東京電力の責任も大きいが、これは全ての原子力発電への警鐘。


あまりにも多くの情報に収拾がつかず・・・


1週間めの黙とう。


水も燃料も無く、カップラーメンさえも役に立たず、そのまま食べられるものを・・・。雪の降る毎日。寝られず・・・

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