2010年は暑の年 2010/12/29



 「今年の漢字」は、京都市下京区の「日本漢字能力検定協会」が、毎年、その年の世相を表す1文字の漢字を募集して選び、発表しています。ことしは、これまでで最も多い28万通余りの応募が寄せられ、最も多かった「暑」という字が選ばれました。京都市東山区にある清水寺では、森清範貫主が、たっぷりと墨をつけた筆で、大きな和紙に「暑」の字を勢いよく書き上げました。「暑」の字を選んだ人たちは、この夏の猛暑で熱中症になる人が続出したり、野菜の値段が高騰したりして健康や生活に影響が出たこと、南米チリの鉱山の落盤事故で、閉じこめられた33人が暑さに耐えて救助されたこと、それに、世界で初めて小惑星から微粒子を持ち帰った探査機「はやぶさ」が地球へ突入する際、1万度の高熱をくぐり抜けて帰還したことなどを理由に挙げているということです。2番目に多かったのは、上海万博や尖閣諸島問題で注目を集めた中国の「中」、3番目は、天候や政治、それに景気が不安定だったことや、行方不明の高齢者が各地で相次いだことから、不安定や不明の「不」でした。(NHKニュースから)


清水寺


◆過去の「今年の漢字」は以下の通り。
1995年 「震」/1996年 「食」/1997年 「倒」/1998年 「毒」/1999年 「末」/2000年 「金」/2001年 「戦」/2002年 「帰」/2003年 「虎」/2004年 「災」/2005年 「愛」/2006年 「命」/2007年 「偽」/2008年 「変」/2009年 「新」

 2010年日本の10大ニュース (共同通信社ニュース)

1 尖閣諸島で中国漁船が巡視船に衝突。ビデオ流出騒ぎも
2 参院選挙で民主党が大敗。ねじれ国会に
3 厚労省元局長に無罪判決。特捜検事らを証拠偽造で逮捕
4 普天間移設で日米合意。迷走の鳩山内閣は辞職し菅内閣誕生
5 宮崎県で口蹄疫の被害が拡大。全国を震撼
6 観測史上最高の猛暑。熱中症多発で死者も
7 小惑星イトカワから「はやぶさ」が帰還
8 所在不明の高齢者が続々と判明。「無縁社会」も深刻に
9 ノーベル化学賞に根岸英一、鈴木章両氏
10 15年ぶりの円高水準。政府は市場介入

 2010年海外の10大ニュース (共同通信社ニュース)

1 北朝鮮の韓国砲撃などで朝鮮半島緊迫
2 チリ鉱山落盤事故。69日ぶり作業員33人全員を救助
3 北朝鮮の指導者金正日総書記の後継者に三男、金正恩氏
4 中国の国内総生産(GDP)、日本を抜き世界2位の経済大国に
5 欧州の財政危機。ギリシャからアイルランドに波及
6 中国の民主活動家、劉暁波氏にノーベル平和賞
7 米中間選挙で与党、民主党が敗北
8 通貨安競争が激化。先進国と新興国が対立
9 メキシコ湾の油井事故で原油が大量流出
10 中国の次期最高指導者に習近平氏

ちょっと一息(昨年と同じ)
ノストラダムスの予言で1999年に地球が崩壊するという予言は当たらなかったが、今度は、2012年12月の地球破壊といううわさがある。これは、予言というより、ある程度科学的に証明されており、地球に壊滅的な未曾有の大災害が起こり、人類は絶滅するという。太陽のフレアが地球を襲い、バンアレン帯は消滅、「人類は体内からの電子レンジ効果により爆発」って。2012年までにどんどん自然災害は強くなる一方とか。この2012年現象はマヤ文明でも掲示しているとか。あと、2年。まあ、生きてるが・・・。


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