陶芸美術館巡り−1 2010/02/12

楽美術館




1日バス乗り放題切符を買い、9号で「堀川中立売」で下車。


少し歩いて「楽美術館」。


靴を脱ぐ。


現在の展示は「新春の宴」


あらかじめ頼んでおいたビデオを見せていただく。


400年、15代にわたる楽家の歴史。


財団法人樂美術館は樂焼の美術館として1978 年樂家に隣接して設立。所蔵品は、樂家14代樂覚入によって寄贈された樂家に伝来する樂歴代作品と茶道工芸美術、樂家文書資料など、約900点におよぶ。


茶碗以外にも香炉なども逸品ぞろい。


まるで、鋳物の製作工程のような激しい火花。


ろくろを使わず、手びねりだけで起こす茶碗のかたち。生乾きの状態でガリガリと削るのには驚き。


楽歴代はその作陶手法、釉薬の秘伝などを継承せず、1代1代が創作なのだという。


1個1個焼成する窯、35回も重ねるという釉薬!!。


1階の展示室は特別展。


この美術館では、毎月第一土曜、日曜には展示ケースのガラス越しの観賞だけではなく実際に手にふれて見る事ができる。(手に触れる感触、柔らかで繊細な造形、釉薬や土の表情、重さと量感、高台の削り、見込の広がり等、手取りの感覚)


2階の常設展では、400年前の1代め以降の名品ぞろい。



楽美術館のホームページから特別展の展示品の一部
歴代名品は当美術館のホームページで見られます。


<3代道入作 虎蓋香炉>               <3代道入作 兎香合>


<5代宗入作 黒樂茶碗 銘 梅衣>     <14代覚入作 富士の絵赤樂茶碗 銘 旦明>


絵葉書です。


午後から1人加わります。

次 キャピタル東洋亭


つれづれぐさページへ戻ります。



2010年のつれづれぐさへ