ゲゲゲの鬼太郎でおなじみの水木しげるが描いた「妖怪道五十三次」と、かつて歌川広重が描いた「東海道五十三次(保永堂版)」を見比べながら展示。また、作者水木しげる氏の紹介や鬼太郎誕生秘話や妖怪道に登場する妖怪のブロンズ像などもあわせて展示。そして、妖怪道五十三次の木版画の版木や、江戸時代の街道を描いた浮世絵(原物)も鑑賞できる。 |
妖怪道と東海道〜描かれた妖怪と街道風景 水木しげる氏の描く「妖怪道五十三次」と歌川広重の「東海道五十三次」を、宿場ごとに対比させながら紹介。特に妖怪道五十三次では各宿場の画面に登場する妖怪なども解説。 主な展示資料:水木しげる画「妖怪道五十三次」55点/歌川広重画「東海道五十三次」55点ほか |
妖怪道五十三次と妖怪たち 作者・水木しげる氏の人となり、また妖怪道五十三次が誕生した背景や、妖怪道五十三次に登場する妖怪たちの中で、近江近郊の妖怪を取り上げて紹介。 主な展示資料:水木しげる人生絵巻1巻/妖怪ブロンズ像6体/鬼太郎誕生漫画 ほか |
「妖怪道五十三次」:平成14年に水木しげる氏が傘寿(80歳)を迎え、手がけた作品で平成15年に55枚が完成。歌川広重が描く「東海道五十三次」(保永堂版)の絵柄をもとに、東海道を妖怪たちが旅をすればどのようになるか…を描いた作品。
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背景は、歌川広重が浮世絵に描いた街道風景をもとに、各地の妖怪300体余りを登場させている。たとえば、草津の絵柄は、歌川広重は「名物立場」と題して、街道名物のうばがもちやの店先と街道をゆく早駕籠を描いている。水木しげる氏の妖怪道五十三次の草津では「妖客万来」と題して、みずきやの店先に街道をゆく牛車の妖怪・朧車などを描いている。 |
2009年のつれづれぐさへ |