昨日、ついに衆議院解散。これから選挙の8月30日まで、議員のセンセたちにとっては、暑い暑い1カ月以上になる。さて、7月22日の午前は、前々から報道されてきた「世紀の天文ショー」。日本で皆既時間が6分を超える今世紀最長の皆既日食。100%の皆既が見られる南の方の鹿児島、沖縄では、早くから観光客が押し寄せ、ここ数日、当日のお天気の話題ばかり。 |
我が街のあたりは皆既ではないが、11時5分ごろが最高に欠ける時刻。カメラ、三脚、NDフィルターまで準備して自宅裏庭で待つが、厚い雲に邪魔され、ついに、一度もお日様は顔を出さなかった。 |
となると、最適ロケーションからのテレビ生中継を楽しむしか無い。 |
月と太陽の直径が400倍、距離が400倍、そして、太陽、月、地球が一直線に並ぶという、絶妙な位置関係の偶然から起こる皆既日食。 |
これって、ものすごい自然の不思議という、宇宙でも、まず無いと科学者が断言する。 |
皆既日食を経験すると、一瞬、神がかりになるという。動物たちも普段見せない行動をするとか。 |
今回は、アジアのインド→ブータン→中国→日本→太平洋上というコース。 |
6分25秒の長時間の皆既の最も人気の高かった、トカラ列島・悪石島はなんと、暴風雨の悪天候。3日前から島民の何倍もの観光客・取材カメラマンが押し寄せたが残念。わずか6分間の神秘経験のために、大金を払って、最高のカメラシステムを持ち込んだ人たち。かなわぬ自分はちょっとほくそ笑む?。 |
硫黄島や鹿児島県・喜界島では見られたという。太陽が月にすべて覆い隠されると周囲は夜が来たように暗くなったという。 |
硫黄島でのベストショットです。 |
次は26年後2035年9月2日に北陸や北関東で見られるという。その頃は自分は地球上に影も形も無いだろう。でも、お金さえあれば、海外で。来年はイースター島でモアイといっしょに見られるらしい。 |
2009年のつれづれぐさへ |