映画「モンスター vs エイリアン」の3D度 2009/07/16



 最近映画界の大きな革新として、3D化というのがある。昨年はまだ珍しい方だったが、今年から次々と映画が立体化されている。立体映画は博覧会のパビリオンなどでの目玉展示だった。ハリウッドももはやネタ切れで日本のマンガをはじめ韓国の映画などのリメイクに救いの手を求めている。
 そして、ついに通常劇場映画の立体化で客を増やそうとしている。映画の立体化は白黒からカラーになった変化以上の大変化でもある。もともと、二次元の映画そのものが違和のはずで日常の見たそのままなら立体でないと普通でない。百年間の映画の歴史で映画はまた大きく変貌する。「ターミネーター」の次回作をはじめ、日本の代表的ホラー映画も立体化で撮影中とか。ホラーの立体化もちょっと期待。


 前置きが長くなったが、この「モンスターvsエイリアン」、タイトルだけだと、過去の多くの怪獣もの、ホラーものを連想させ、おっかない。「エイリアンvsプレデター」、「フレディvsジェイソン」、古くは「ゴジラ対キングギドラ」、「ガメラ対ギャオス」など。


 まっ、この映画はそんなものではない。いつものCGアニメが立体になったもので楽しい内容。おなじみ、偏光眼鏡つきで、ちょっと料金が高い。シニアでは通常1000円→1400円。眼鏡はレンタル式にしないと、今後、家は3D用眼鏡ばかりになる。


かわいいモンスターが活躍する。敵のエイリアンもかわいい。

非常に緻密な画面が3D表現で目の前、手の届くところに。


 空から落ちてきた隕石に触れたスーザンは、結婚式場でみるみるうちに、15mに巨大化して教会を突き抜けてしまう。
 「超人ハルク」だったかな。突然巨大化するとき、上半身はシャツがバリバリと破れるが、なんで、下半身のパンツは体といっしょに大きくなるの?ってね。今回も、スーザンも同様・・・。ムフフ・・・は裏切られた。


フルCGのアニメが登場して久しいが、更に精細に。



モンスターの毛の一本一本を表現。すごい技術。



アニメだから何でもできる。CGによるスーザンの表情の多様さ。お茶目な大統領もまたかわいい。アメリカ人のユーモアのセンス満載。


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