ルーブル美術館展 2009/07/13



日ごろのお客様招待で、月曜日の休館日に特別招待ツアー。さぞや、ゆっくり観られるだろうと期待したのだが、本日は近畿の各所からバス50台、2000人が押し寄せるのだとか。


草津発8:30。


車内で朝日新聞の無料配達。売るほどあるよ。今日のトップ記事は、都議選歴史的な自民惨敗。


国立国際美術館に到着。


久しぶり。




前衛的なデザインも広角で狙うと更に・・・






地下3階まで。








ルーブルにある、子供に関係した美術品をテーマに分けて約200点を展示。古代から19世紀後半まで、地域的にもヨーロッパにとどまらず、エジプトやオリエントにまで視野を広げるた。3000年ぐらい前にも子供のおもちゃがあったとか、出土した子を抱く母の像。日本初出展の女の子のミイラ、多くの子供の大理石像・・・。

絵葉書をスキャンしてみた。


予備知識無しで鑑賞。自分の最も印象深かったこの「悲しみにくれる精霊」
これは実にすばらしい。目に浮かぶ涙まで彫り込まれている。
あとで調べると、やはり、この彫刻は人気が高いようで、自分にもちょっと観る目があるのかなと。



「聖母子と聖ステパノ、聖ヒエロニムス、聖マウリティウス」
ビロード生地が間違いなくビロードに見える描きかた。目を近づけて見る。



大理石彫刻も多い。キラキラと光る大理石の表面。
やわらかい肌の表現に思わず声が出る。



今回の一番人気だという「マスター・ヘア」
実は男の子です。



今回初めて「セマイユ」という工法を知った。いわば、七宝焼きか。エナメル質のホーローがけ処理という。
薬いれとか小物入れの表面に精細なタッチで非常に美しい絵で仕上げている。



地下2階の「やなぎみわ」写真展も見ましょう。


ものすごく強烈な作品ばかり。いったい、「やなぎみわ」って何者?


作品のメイキング像が放映されており、ああ、この人が「やなぎみわ」らしい。


とにかく、世の中には、フツウの人には想像できないものすごい感性を持った人がいるんだ。

次 大阪天満宮


つれづれぐさページへ戻ります。



2009年のつれづれぐさへ