小槻大社花笠踊り 2009/05/05



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昨日の大宝神社に続き、地元の祭りをもう一つ。


 創祀の年代は明らかではないが「※延喜式神名帳」にも名を残す古社でです。祭神は於知別命・大国主命とされ、皇室の尊祟も厚く、古代は小槻氏、中世には青地城主青地氏の祟敬社とされました。貞観5年(863)小杖神(小槻大社を指す)は従五位下を授け、以後、康永2年(1343)に正一位を授けられたと明記されています。古代・中世にかけて、国家の神として位置付けられていたことがうかがえます。
 一間社流造、屋根檜皮葺きの本殿は国の重要文化財で、棟札写に永正16年(1519)と記されており、この時期に建立されたものと考えられています。
 神域には古墳も残っています。



静かな寺社内。


朝早めに来たので、とても祭りの雰囲気は無い。


祭りは6年ごとに廻ってくる村ごとの輪番制で当番の村から出発。今年は坊袋が当番だそうだ。


到着までの静かな境内。


途中まで迎えに行こう。


 「花笠踊り」は、毎春小槻大社(こつきたいしゃ)の祭礼「小杖祭り」で奉納される古風な踊りです。 祭りは、村ごとの輪番制で神事の一切がその年の当番村によって行われます。干支の順により子・酉・午の年には山寺(草津市)、亥・巳・寅は、岡・北原(下戸山の一部)、辰・戌の年は目川、未・丑は坊袋、申・夘は川辺と交代しています。花笠 踊りで踊りを奉納するのは、色鮮やかな衣裳と花笠を身に付けた子どもたちです。太鼓打ちと太鼓受けが一組となり、その周囲を男形と女形の笛吹き4人、鉦(しょう)擦り2人、音頭取りと傘鉾持ちの構成で躍られ、祭の行列はさらに踊りに先だって、棒振り・槌振り・鯛釣りの幼児が付きます。
 花笠踊りの特徴である子役らの華やかな衣装は個人持ちで、役によっては大変な費用がかかる場合もあり道具とともに、当番村によって少しずつ特色が違います。坊袋では衣裳だけでなく音頭と呼ばれる大人役や、羽織を尻からげに着てマワシをつけた男性が登場します。



お旅所で待っていると、遠くから聞こえてくる。






なんとものどかに・・・































































































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