ドイツのMINOX社は、ものすごく小さなカメラを作るメーカーであり、俗にスパイカメラとして有名である。また過去に多くの有名カメラの精巧なミニチュアカメラ(実際に専用フィルムで撮影可能)も世に出してきた。デジタルカメラも手がけており、デジタル版のMinox DCC Leica M3 (5.0)も数年前に発表された。以前から喉から手が出るほどに欲しかったこの一品。定価は39800円はちょっと指をくわえていたが、大阪駅近くのカメラ店で限定10台で15000円!。悩んだ末にようやく意を決して入手。 |
カメラ有効画素数:500万画素 撮像素子:3.2メガ CMOSセンサー 内蔵メモリ:32MB フラッシュメモリ 記録メディア:SDメモリーカード(4GBまで対応) 焦点距離:8.7mm (35mm換算で42mm相当) F値:F3.0 デジタルズーム:4倍 電源:充電式リチウムイオンバッテリー 本体サイズ:W74mm × D44mm × H47mm 重量:約110g |
さて、写す写真の画質は、お世辞にもいいとはいえない。そう、これは、高級なトイカメラなのだ。携帯電話についているカメラの画像の方がよほど高画質、高機能である。 それでもこのカメラのおもしろいところは、いわゆる「ぐにゃり写真」といわれる画像の一部が歪むこと。これこそ、このカメラの個性として意外にも支持されている。シャッターを切ってすぐカメラを動かすと、画面がぐにゃりと歪むのだ。 CMOSセンサーの撮像中にカメラを動かすと歪むようで、「シャッターのないカメラならではの現象で、センサーが記録中にカメラが動くことで起こる」らしい。 まあ、ピンホールカメラをデジタルにしたようなもの。 |
このカメラの撮影テクニックとして、一部だけをぐにゃらせるとか、被写体に合わせておもしろい写真にするとか、いろいろ工夫してみたい。 いずれ、本物のライカが買えるほどのリッチになりたいなあ。と思っています。無理? |
2009年のつれづれぐさへ |