MINOXのトイカメラで強烈「ぐにゃり写真」を! 2009/03/22



(前から続く)→というのは冗談。

 ドイツのMINOX社は、ものすごく小さなカメラを作るメーカーであり、俗にスパイカメラとして有名である。また過去に多くの有名カメラの精巧なミニチュアカメラ(実際に専用フィルムで撮影可能)も世に出してきた。デジタルカメラも手がけており、デジタル版のMinox DCC Leica M3 (5.0)も数年前に発表された。以前から喉から手が出るほどに欲しかったこの一品。定価は39800円はちょっと指をくわえていたが、大阪駅近くのカメラ店で限定10台で15000円!。悩んだ末にようやく意を決して入手。



本物のライカM3




MINOXのミニチュアカメラのライカM3


本物をそのままちっちゃくしたギミックだ。


各部レバー、ボタン類もちゃんと動く。


デジタルなんで、裏にかわいい液晶画面が。

カメラ有効画素数:500万画素
撮像素子:3.2メガ CMOSセンサー
内蔵メモリ:32MB フラッシュメモリ
記録メディア:SDメモリーカード(4GBまで対応)
焦点距離:8.7mm (35mm換算で42mm相当)
F値:F3.0
デジタルズーム:4倍
電源:充電式リチウムイオンバッテリー
本体サイズ:W74mm × D44mm × H47mm
重量:約110g


手のひらに載るこのかわいさ。


ストラップは専用は高価なので別物で代用。ちょっとでっかいが・・・


首からぶらさげると、かっこいいでしょ。

 さて、写す写真の画質は、お世辞にもいいとはいえない。そう、これは、高級なトイカメラなのだ。携帯電話についているカメラの画像の方がよほど高画質、高機能である。
 それでもこのカメラのおもしろいところは、いわゆる「ぐにゃり写真」といわれる画像の一部が歪むこと。これこそ、このカメラの個性として意外にも支持されている。シャッターを切ってすぐカメラを動かすと、画面がぐにゃりと歪むのだ。
 CMOSセンサーの撮像中にカメラを動かすと歪むようで、「シャッターのないカメラならではの現象で、センサーが記録中にカメラが動くことで起こる」らしい。 まあ、ピンホールカメラをデジタルにしたようなもの。

栗東駅前にて数枚撮ってみました。


ちょっと乱暴かな。


ぐにゃり度低い。


道路の目地も・・・


このぐにゃり加減。


ちょっとマシ?


船酔い現象。








カメラをしっかりホールドすれば・・・我が家。


シャッターを切ってすぐに動かすと我が家も。


うちの住人、さすがに、ぐにゃりは失礼なので・・・


うちでいちばんのおじいちゃん。


大事にしてやらなきゃ。


往年のペンタックス「auto110」フィルム一眼レフカメラ(左)と仲良くハイポーズ。

 このカメラの撮影テクニックとして、一部だけをぐにゃらせるとか、被写体に合わせておもしろい写真にするとか、いろいろ工夫してみたい。
 いずれ、本物のライカが買えるほどのリッチになりたいなあ。と思っています。無理?


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