なかなか見られない石山寺のご本尊ご開帳ということで、朝勤務明けに行ってみた。
西国三十三所札所会の全寺院の本尊を昨年9月から順次、開帳しているのに合わせ、大津市の石山寺は1日、本尊の如意輪観世音菩薩(ぼさつ)を7年ぶりに特別開帳した。通常は33年ごとなど特別の場合にのみ開帳している。次回は2016年。 今回の開帳は5月31日までと、9月1日から12月16日まで。開帳に先立ち石山寺の鷲尾遍隆座主らが寺内を練り歩いた後、鷲尾座主を導師としてご開帳大法会式が行われた。天皇の勅使が封を開け、続いて本尊が納められている扉が開かれた。 本尊は平安時代のもので、高さ約5・3メートル。国の重要文化財に指定されている。縁結び、安産などに霊験があるとされている。