智頭宿、西河克己映画記念館 2009/02/17



次は智頭の宿を散策。ここは本日の一番の楽しみ。


ボランティアガイドさんはいっしょうけんめい。


実にコンパクトな町だけど味わいがある。






石谷家住宅がここの目玉です。




時間があれば、ぜひ行ってみたい西河克己記念館。






大名行列が通った道。


信州の諏訪神社と同じくこの諏訪神社でも御柱祭りが行われる。




レトロな消防署。




ここが石谷家住宅。


見上げれば巨木の梁組み、大黒柱の輝き、近世から近代への建築技術の推移を示す貴重な歴史的建造物…
その邸宅が智頭町に寄贈されました。財団法人因幡街道ふるさと振興財団の管理運営により、平成13年4月20日から、公開をはじめました。かつて樹霊の館と表現された広大な木造建築は、中国山地の緑に包まれて、まさに自然と共存する日本近代建築の精華です。蔵を利用した展示室では、智頭林業の歴史や、石谷家伝承の美術品を紹介します。


智頭にはこのようなりっぱな家は他にもあるそうだが、個人が住んでいて公開されないとのこと。


この見事な柱組み。




消防署のすぐ前。


貴重な家宝など。












滋賀県でいえば、五個荘にあたる。










りっぱならんまも見どころ。





雪の時に特に風情がある。




柱、塗りなど全て一級もの。




らせん階段。


橋を渡る。


40も部屋があると。


迷ったやろなぁ。


2階からの雪の庭園。












石州瓦もすばらしい。




おくどさんの煙は地下へ通じて外へ出すため、室内はすすが少ない。


まさに、「街道」






つくり酒屋さん。




おいしい吟醸の試飲。






みるからに見事な構えの家がいっぱい。


あと、10分しか無いので、急いで。


映画監督西河克己氏のふるさと。


西河克己映画記念館は、旧塩屋出店の洋館として建てられました。
昭和初期の智頭宿の反映を感じさせる、ステックスタイル風のしゃれた意匠です。
智頭町出身の映画監督、西河克己氏から映画関係資料を寄贈いただいたのを機に、
映画記念館として整備し、平成13年に開館しました。



青春時代の日活の映画といえば、だいたいこの監督。


大ヒットの「絶唱」は智頭でのロケ。これは三浦、百恵版。




彦根で撮影された「青い山脈」は自分もエキストラに。


映画全盛の時の記録。


2mものでっかいカメラ。


時間があれば、ビデオも見たかった。




監督の最後の作品は「一杯のかけそば」だった。


どの作品も懐かしい。


智頭町を舞台にした「絶唱」はなんと3本も映画化された。
そのなかでも舟木一夫出演の「絶唱」のポスターは、今ではほとんど手に入らないという超貴重。



杉玉は酒屋さんの門前で酒ができたしるしだが。


この町ではどの家でも飾りのように。右の玉を刈り込むのだ。


地元の方の心のこもった案内にうれしい。


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