オムロンインフォメーションプラザ 2009/02/04
京都を昼出発のバスツアーの前に、以前から気になっていた「オムロンプラザ」を見学することにした。
京都駅からすぐ。
オムロン京都本社の隣。
京都らしく、ぼんぼりのデザイン。事前に予約は必要。
もちろん無料です。
まず3階から。
オムロンの歴史。
アルバイトでオムロン(立石電機)草津工場のシステム開発に関わったことから、縁はある。
Ipodによるガイド。美術館などでの有料音声ガイドに比べ、スマート。
レントゲン撮影タイマーの開発から始まった。
そして、立石電機はやはり、スイッチ開発の歴史。
京都の分工場。
ヘアアイロンはコップにつっこんでコーヒー湯沸かしにも使っていたとか。
主力のリレーの需要が減り、家電も。
どこの企業にもプロジェクトのロマンはある。
多くのおなじみの機器の先輩たち。
世界に誇る自動改札機の歴史。
最初の自動改札機。
毎日利用する機械にはものすごいノウハウが。
券がスムーズに通るためのローラーの向きなど、川を流れる竹の葉から着想。
興味は尽きない。
自動販売機の開発も紙幣、硬貨の認識技術を養成。
街の発展にも貢献してきた。
ATMの開発。
電卓の数字が右から左へ繰り上げて表示される技術はオムロンから。
当時は高価な事務機。
CMで記憶にある。
おなじみ、オムロンの医療機器。
創業者立石一真氏の理念。
著名な企業を興した人はやっぱり、みんな偉い。
会社の仕事でのFA(FactoryAutomation)を担当をした時、採用した。
シーケンサというものを初めて知った。
「ラダーチャート」という言語を勉強したなあ。
自分の仕事の最も円熟期。
自分の歴史ともつながる。
松下電器やホンダなどと同様、革新的なシステム。
世界に展開しているオムロン。
2階に降りると、オムロンの最新技術の展示がある。
動く人の顔を自動追尾して、その人の性別、年齢まで自動判定。
このデモはすごい。自分の顔もそれなりに判定したのには驚いた。
目、口、頬など、総合的に笑顔率を判定する。
運転席前にカメラがあり、運転者の顔の向きを判断、脇見、居眠りを自動警告。
このデモもなかなかおもしろい。
オムロンは医療関係機器も得意。
血圧も「中心血圧」という考え方があるとか。
移動しながらでも電動車両を充電する技術。
充電というより、バッテリーを交換するように、一挙に電力を流し込む方式。
ベルトコンベアに流れる乱雑に積まれた部品をピックアップして整然と並べる技術。
今の自動生産設備には必須の技術。
街の看板や書籍を携帯電話で撮影し同時に日本語翻訳。海外旅行に便利。
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