中国民族文化村 2007/12/19



本日は、マカオのあと、更に深センまでの欲張りツアー。ナイトファンタジーなど、楽しみ。今晩中に香港に戻れるのか。


深センは、「蛇口」と書く。日本ではセンの字は「土へんに川」と書くのが正式だが、こんな字は出ないPCもある。


深センの港で出迎えてくれたガイドは、尹さん。2人だからタクシーで。


東京留学から帰ってガイドを初めてまだ短い。だいぶん前、テレビで中国の女性カメラマンが中国の若い男女が日本へ来て苦労して生きていくさまをドラマ化、中国本土で放映され、大反響を起こしたことを知った。尹さんも東京で必死で働いて金を稼いで大学で猛勉強(日本語で!)したんだろう。


深センは経済特区に指定されて以来、莫大な外国投資を誘致し、製造業が発達、近年は情報通信産業やサービス業も急速に発展。2003年の一人当たり国民所得は136,071人民元(約16,430米ドル)で中国最高の所得。すでに輸出額では香港を抜き、上海に迫る。



20年前には人口僅か3万人の漁村だった。現在、500万もの人口を数え、出稼ぎ労働者を合わせれば800万人とも言わている。それがあっという間に大都会。まさに200倍もの、タケノコも真っ青の成長を遂げた。
毛沢東の文化大革命時代(1970年あたり)に鎖国政策をとってきた中国は「可もなく不可もない」時代であった。
そんな状況を打破すべく、業を煮やしたトウ小平が大胆な経済開放改革を行い先進国からの企業進出を様々な面で優遇する
「経済特区」を4地区指定し、その都市の一つが「深セン」であったのだ。
果たして「深セン」は外資企業が次々に進出。中国風に勝手に表現すれば「突発的大都市登場超加速度的人口増加爆発的経済発展」となった訳だ。
そして21世紀となった現在も企業進出は後を絶たずここ数年でも1年あたりに50万人ほど増加している。
平均年齢28歳、7割が女性という。










時間があるので足つぼマッサージはいかがですか。






ここ数日、こきつかった足を薬効のある暖かいお風呂に。


肩、背中の軽いマッサージの後、丁寧なマッサージ、気持ちよくて眠くなる。


政府が1億ドルを投じて完成させた中国民族文化村。


既に夕方、あたりは暗く、客は少なそう。








入るのにはパスポートが確認される。


経済特区は中国人の出入りに非常に厳しいそうだ。






遊園地、中国の各名所のミニチュアと世界の名所のミニチュアのパーク。








その広さはふつうでない。カートでぐるっとまわるだけでもかなりの時間がかかる。


これに乗って、中国名所ミニチュアを観る。


暗くて、揺れる車内からだから、まともな写真は期待できない。


あちこちで多くのショーが常時開催。


















故宮、天安門広場のあたりで一時降りる。










深センには観光地が無いといわれるが、中国で最も成功していると言われるこのテーマパークは非常に多くのショーがあり、一日来るつもりで楽しめる。昼間に再度来てみたいものだ。




ここは、人工水晶に字を書く技術。


ひもを通すわずか2mmほどの穴から細い筆を入れ、水晶の内側に文字を書くというもの。




筆の先が曲がっていて、これで穴の中から内側に文字や絵を描くという。


ありえねえという職人技にびっくり。






口の小さい瓶の中に船を組み立てるボトルシップの技のようなもの。


瓶の内側に描いた美しい絵など。


恐るべし。


中国のおねえさん!


ルイビトン、エルメス、シャネルなど、ニセモノというより、材料も本物と同じなら、いい物ならいい。


夜もとっぷり暮れて。


夕食は・・・
















ナツメ、梅干を買いました。






もう一度、文化村。


いよいよ、ナイトファンタジーの鑑賞です。


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