2006年は命の年 2006/12/24



今年の漢字一字は「命」

イジメで自殺へ追い込まれた多くの若い命、「親が子を殺し、子が親を殺す」と昔はあり得なかった事件が相次ぐ。一方では、紀子様が男児を出産との喜ばしいニュースが。どちらも同じジャンルにできないが、「命」という漢字が決められた。

今年も多くの事件事故があったが、政治の面では、5年半の小泉政権が終わり、初の戦後生まれ(自分より年下)の安倍晋三首相誕生。安倍政権が最優先課題とし、「国と郷土を愛する態度」を盛り込んだ教育基本法改正が実現したが、児童生徒のいじめ自殺、必修科目未履修など教育現場の混乱も。ライブドア、村上ファンドの2人のトップが相次いで逮捕され、「ヒルズ族」のマネーゲームへの批判が高まった。また、皇室としては41年ぶりの男子、悠仁さまが秋篠宮家に誕生、「イナバウアー」の流行語を生んだ荒川静香選手の五輪金メダル。

国際ニュースでは、北朝鮮が地下核実験、国連が制裁、内戦状態に陥ったイラク情勢を背景にしたブッシュ政権の中間選挙敗北。

既に手遅れと言われる環境破壊・温暖化。地球・自然の復讐はますますエスカレートするだろう。


清水寺

2006年日本の10大ニュース

1 紀子さまが男子ご出産
2 トリノ五輪、フィギュア荒川静香選手が「金」
3 WBC、王ジャパンが初代王者
4 安倍内閣が発足
5 夏の甲子園決勝、37年ぶり引き分け再試合で早実が初優勝
6 ライブドア事件で堀江貴文社長ら逮捕
7 福岡で中2が遺書残し自殺、「いじめ苦」自殺相次ぐ
8 日本ハム、44年ぶり日本一
9 秋田の小1男児が殺害され発見、子供が犠牲の犯罪相次ぐ
10 福岡市職員の飲酒事故で3児死亡、自治体で飲酒運転への懲戒免職広がる

今年発表された心配な問題を二つ

@地球温暖化の影響で、2040年夏には北極海の氷がほとんど消えてしまうかもしれない――こんな試算を米国立大気研究センター(NCAR)などのチームがまとめ、12/12日付の米国地球物理学連合の学会誌に発表。海面の上昇、異常気候、北極クマ他多くの生物の絶滅などなど人類にとっても予想もつかない事象が・・・。京都議定書での約束の各国そのものが実現が難しい現在、最も大きな元凶のアメリカ、中国が温暖化に真剣では無いのだから、人類は確実に絶滅へ。こんななか、元副大統領のゴア氏が世界に環境問題を講演してまわっている。ブッシュが人類を滅ぼそうとしている中、もし、あのギリギリ選挙でゴアが大統領になっていたら・・・と思うと・・・

A出生率低下による日本の人口予想がこれまた恐ろしい予想をはじき出した。
国立社会保障・人口問題研究所は20日、2055年までの人口変動を予測する「日本の将来推計人口」を公表した。
女性が一生に産む子供の数である合計特殊出生率は、前回(02年)の推計では1・39で安定するとしていたが、今回は1・26まで大幅に下方修正した。人口は55年には8993万人まで減少する。少子高齢化がさらに予想を上回って加速することで、現役世代が高齢者を支える公的年金などの設計の見直しを迫られそうだ。

ちょっと一息(昨年と同じ)
ノストラダムスの予言で1999年に地球が崩壊するという予言は当たらなかったが、今度は、2012年12月の地球破壊といううわさがある。これは、予言というより、ある程度科学的に証明されており、地球に壊滅的な未曾有の大災害が起こり、人類は絶滅するという。太陽のフレアが地球を襲い、バンアレン帯は消滅、「人類は体内からの電子レンジ効果により爆発」って。2012年までにどんどん自然災害は強くなる一方とか。この2012年現象はマヤ文明でも掲示しているとか。あと、5年。まあ、生きてるが・・・


つれづれぐさページへ戻ります。



2006年のつれづれぐさへ