掛川城 2006/12/11



まだ日は高い。さらに東をめざす。思い切って掛川まで。




遠いところまで来たものだ。静岡県である。


なかなか今時、小学校の校庭でも見られない。




掛川城は以前から一度訪れたいと思っていた一城。


まさに、今年のNHK大河ドラマ「巧妙が辻」の山内一豊が最初に築いた城として注目を浴びた。




今年は長浜、郡上八幡など、「功名が辻」がらみで活気づいているところを訪問してきた。
さすがに一豊の最後の地である高知は遠すぎて遠慮するが。



毎年大河ドラマの主役が誰かによって力を入れる観光地変わって来るのは日本全国恒例の現象でおもしろい。
信長、秀吉、家康などの戦国時代は比較的日本の広い範囲に関係している。とりわけ、義経はほぼ全国に足跡を遺しており、ふたたび義経ブームの到来を待っている観光地も多いだろう。






当時の掛川城の建物は地震でほとんど倒壊。現在の天守は平成5年に創建当時の資料を元に復元したもの。外観は当初とほぼ同じという。以前からこの城に注目していたのは、他の復興城のようにコンクリートではなく、純木造であることである。あえて木造にこだわった関係者はエライと思うが、材木の調達の困難、金も建築技術も大変だっただろう。




















天守内で説明しているボランティアガイドさんに100年もしたら国宝に指定されますよと・・・










































































お城下のみやげものやさん。秋に入ってぱったりとお客さんが減りました。今日は平日だし・・・
大河ドラマは昨日が最終回。
「終わっちゃいましたね。」
「そうそう、寂しくなります。今年はいつもの5倍ものお客さんでものすごかったです。」
まあ、こんなブームは二度と無いですよね。


「千代の夢」と「五萬石饅頭」を買いました。なかなかおいしい。
たぶん、今年に登場したおみやげ。いつまでも続くように・・・
それはそうと、ここで「五萬石饅頭」なら、高知では「二十萬石饅頭」を作ったんだろうか。
確かに、彦根には「三十五萬石饅頭」はあった。


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