ミステリーツアーみかん狩り、八丁味噌の郷 2006/10/24



「ミステリーツアー」というのがあることを知っていた。客に行き先を教えず出発するもので、どこへ行くか分からないのである。
ただ、<××いっぱい>とか、<○○満喫>とか、何らかの目的というか、テーマのようなタイトルはある。

海外ミステリーツアーの場合、申し込み時は、飛行機で何時間とか、アジアのどこかとか程度しか明かされていない。
それで申し込む人も度胸があるものだ。
まあ、さすがに海外の場合は入国手続きとか、ビザとか保険などの要否などあり、出発数日前には行き先は知らされているだろうと思う。


話は大きくなってしまったが、要するに、「ミステリーツアー」というものに以前から興味があり、一度は・・・と、このプチバスツアーに申し込んでみた。
豪華な昼食、みかん食べ放題で、3900円ポッキリ。


草津7時35分出発。既に西大津、大津で客を乗せて来ており、行き先は西では無い。また和歌山のような南でも無い。
昼食にきしめんということは岐阜、名古屋方面か?。添乗員、バスガイドの出発時の挨拶でもまだ行き先は言わない。


養老サービスエリアで休憩。この時点で行き先=岐阜県は×。ますます愛知県っぽい。


分岐点を名神から東名高速道路に入ったところで、えっ?、まだ行くの?まさか、静岡県ではないよね?。
昨年の万博はこのあたりまで来た。現在、豊田市。


岡崎市に入る。音羽にて車えびせんべいとちくわセンターにて休憩。


コーヒー無料はうれしい。


えびせんべい発祥の地なんだって。


いか姿焼き。1匹まるごとぺっちゃんこにして焼いたもの。試食が意外にうまかったので、1枚購入。500円也。


三河湾オレンジロードを走り、ようやく目的地が判明。正解は、「蒲郡オレンジパーク」。

昼食は・・・・・

お約束通り、あさり釜飯ときしめん鍋。なかなか美味。



時間までショッピング。


昼食のあと、いよいよ裏山でのみかん狩り。

食後だからそれほど食べられない。

がんばって、10個も食べただろうか。

いくつ食べてもいいんですよ。



40分の制限時間に顔が黄色くなるほど食べ過ぎる。




蒲郡みかんの特長は小粒、小さいほど甘いって・・・。おいおい、もっと早く教えてよ。

ポケットやバッグには入れないでください。お腹に入れるんなら無制限。



生みかんソフトクリームというのにものすごく惹きつけられたが、ガマン。


1杯で1年長生きするんだったら、10杯飲めば、10年寿命が延びるのです。


早くも帰路へ。


蒲郡海鮮市場にて休憩。ここでも無料コーヒーサービスがうれしい。


いろいろのツアー。我々は「日帰りミステリーツアー」


岡崎というと、八丁味噌の本場。


こんなにも食べられなかった。というと、500円も食べてなかったんだ。


バス車内にて。


ビンゴゲーム。


当たりました。


岡崎の「八丁味噌の郷」にて。


いまや、岡崎で八丁味噌を製造しているのは、この「カクキュー」を含めて2工場だけ。


昭和2年建築の木造洋館は美しいたたずまい。
左が本社、右が事務所。どちらも国の登録文化財。





工場見学。


つめこみ作業を見学できる。




八丁味噌は、大豆6トン 石3トン 約2年寝かせたもの。桶の上で山をなす重石は、矢作川の河原の転石。これも八丁味噌にはなくてはならない重要な道具である。職人が、地震があっても崩れないほどしっかり積めるようになるまで、5年はかかるという。


水害に備えて高さにゆとりをもたせた土台や、通気性をよくすることで、麹をまぶした味噌玉をじっくり発酵させる小窓なども、大きな見どころである。


NHKの朝ドラ「純情きらり」のロケ地。美山加恋ちゃん、戸田恵子なども、ここで撮影。


味噌の香ばしい香りと、この樽に圧倒される。


一度に1600貫(6t)もの味噌を仕込む巨大な木桶だ。新しいもので昭和初期から、古いものは天保年間(1830〜44)から使い続けられている。








この大きさを体験。






味噌汁の試食コーナーにて。


本当にうまい。

こんにゃくに味噌をつけて食べる味噌田楽。




これも食べたかったけど・・・


ぷりんも・・・・


カレーにハヤシか・・・


味噌のおみやげ買いました。なかなか、いい見学でした。


つれづれぐさページへ戻ります。



2006年のつれづれぐさへ