| 平成１０年に開館した「びわ湖ホール」は８年になる。 クラシック、オペラなど興味が無いわけではないが、その入場料は万円クラスであり、なかなか縁は無い。 せめて、「館内見学」でもと、このたび、参加した。 |
琵琶湖のほとりに建つ、２棟からなる。
奥は琵琶湖文化館
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| １０：３０の回で予約していた。 まずは眺めのいい３階の研修室で紹介ビデオが上映され、建物の威容、内部設備のすばらしさを知る。 |
日本一の琵琶湖が目の前に！
最初に大ホール。
１階から４階まで吹き抜け構造。ここは３階。
いやー。ほんまに、観客として来たい！！！
世界的なシンフォニー、歌劇を堪能（したつもり）
しかし、でっかい。
客席は１８４８席。
日本で3つしかない四面舞台！なんと客席より大きいのには驚き。
想像してみましょう。
１階まで降りてみます。
舞台が目の前に。
欧米の歌劇場の夢。
舞台に上がって俳優の目になって客席を見る
舞台は細かく分かれ、どこからでもせり上がりができる。
中央上の黒いところを音響反射板がふさぐ、左右と上にある。
本格的オペラを最上席（２万円とか）で。生涯一度でも・・・・・
日本初めて、日本でここだけの装置がいくつも。
| これだけ広くてマイク、スピーカーは不要。中ホールも小ホールも。 普通、劇場には巨大なスピーカーがあるが、音を最大限生かす構造のため、ささやき声さえうしろまで聞こえるんだとか。 |
座席の材質、形など非常に細かく考慮され、ここに人が座った状態で残響効果は２．５秒。
今度は、中ホールへ。
こちらは歌舞伎などの演劇向き。
８０４席
演者のセリフが聞きやすいよう、残響は少し抑えてある。
たたみ１枚サイズ単位でセリが分けられる。
落ちついた空間
小ホールへ
室内楽、小規模クラシックコンサート向き。
徹底して音響効果を考えた構造。舞台の背はあえて、木の繊維を縦に設置。
両側の壁はどれも一定でなく、あえてバラバラに貼ってある。
工事屋さんはこの作業には泣いたとか。
３２３席
個人的な演奏会でもここなら１０万円以下で借りられるとか。
今度来る時は、観客として来たい。
お世話になりました
５００円分のドリンクと、おいしいパスタで昼食のあと屋上の展望デッキへ。
朝は雨だったが、少し晴れ間が・・・・・
2006年のつれづれぐさへ