アルフォンス・ミュシャ展 2006/09/28



美術館「えき」KYOTO


ポスターから見て異色の展覧会。いったい何なのか?


ミュシャは、1860年7月24日、オーストリア帝国の支配化にあった南モラヴィア地方(現チェコ共和国)のイヴァンチッツェに生まれ、チェコ第二の都市ブルーノで育ちました。彼を一躍有名にしたのは、1894年、当時の伝説的な女優サラ・ベルナールのポスター「ジスモンダ」の制作です。 日本の浮世絵の影響も感じさせるこの有名なポスターにより、ミュシャは当時のポスター作家として人気を集めていたロートレックともシェレとも異なるシックでエレガントな様式を確立しました。1895年の正月、パリ中に貼りだされたこのポスターにより一躍スターダムにのし上がったミュシャは、その後もベル・エポックの華やかな雰囲気を数々のポスターやリトグラフに託し、時代のシンボルマーク的な存在となりました。 世紀末を彩るアールヌーヴォーはミュシャなくしては語れませんが、アール・ヌーヴォーは別名「ミュシャ様式」とまで言われ、多くの人の支持を得ました。本展は、ミュシャ財団の協力のもと、ミュシャの故郷でもあるチェコ国立美術館よりミュシャの代表作約120点を借用し、公開するものです。


100年以上も前のポスター画家。
たしかに、日本の浮世絵の影響を受けているのだろう。
商業広告として、日本でもレトロなビールなどのポスターを思わせる。



たとえば、これは、旅行会社の広告だという。
右下の文章は旅行会社のキャッチフレーズが書いてある。
よくよく見ると、背景に地中海と民家の風景などがようやく見える。



かわいい少女絵は本当に魅力的。

















リトグラフ(石版画)も浮世絵のような工程なんだろうか。
絵を描く人(ミュシャ)、そして、彫る人、刷る人・・・・。いや、全部ミュシャがやったのか?


なかなか、いい物を見学しました。


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