昭和39年に東レ滋賀工場に就職。しばらく寄宿舎生活だった時、比良山、比叡山に行く時は琵琶湖の西岸を走る江若(こうじゃく)鉄道を良く利用した。 しかし、JR湖西線への移行が決まってからはバス運行に切り替わり、今では、江若鉄道の跡形は全く無い。 |
ここ数日、ずっと晴れ続き。晴れというより、灼熱地獄の毎日。今日も35℃という猛烈な気温で、外にいることは「危険」。 どこかに行くにも日曜日はいっぱいと思う。そこで、これなら・・・・と。 |
自分はテッチー(いわゆる鉄道マニア)ではないが、引退してしまった鉄道というのはなぜか、懐かしく、郷愁を誘うものだ。 |
「江若鉄道」と聞いて、当時の姿をイメージできる方は、おそらく40代以上の方でしょう。江若鉄道は、浜大津から今津までの鉄道で、近江と若狭をつなぐという意味から、それぞれの一字をとって、その名が付けられました。大正10年に三井寺−坂本間が、昭和6年には浜大津−今津間が開通しましたが、若狭まで延伸は実現することなく、昭和44年に廃線、同49年に開業した国鉄(JR)湖西線にその役割を譲り、約50年の歴史を終えました。
廃線から37年、今では当時の痕跡はほとんど失われてしまいました。展覧会では、江若鉄道の運行時の様子を伝える写真をはじめ、沿線パンフレットなどの様々な資料から、湖西の鉄道の歴史をたどると同時に、沿線の様子の再現を試みる展覧会です。 |