平野神社の桜、「からくり人形師 玉屋庄兵衛の世界展」 2006/04/03



テレビで、何十年も京都の桜を撮っている写真家を見た。「あなたの京都名桜を七つあげるとしたら?」という質問に、まあ、一通り、有名どころが出たが、さらに、「その中でも、一番にあげるとしたら?」という質問に、意外にも、「それは、平野神社の桜たち」と答えておられた。
確かに、時々テレビで平野神社の桜の中継が出るが、それは、平野神社の桜は京都で最初に咲き始めるという特徴からと思っていたが、「へぇー、平野神社ってどこにあるんかいな」と、いてもたってもいられず、出発していた。


ガイドブックでも、特に夜桜で有名とある。市バス「衣笠高校」。初めて降り立つ。

まさに、桜(だけ?)の神社。








手に取れるほどの枝垂れぶり。




この魁桜がまず最初に咲き始め、次々と違う種類が連続して咲く。まさに、さきがけ。

ごめん。ちょっとかわいかったので・・・・








この枝垂れ桜はピンクの蕾をいっぱいかかえている。あと、数日?


これが咲くと、見事だろう。


楽しみ。


これはまた違う種類。


境内の桜ガイド




順に違う種が咲いていき、長く楽しめるのも平野神社の桜のいいところ。



四条河原町の高島屋で「からくり人形師玉屋庄兵衛の世界展」へ。


本日が最終日。


「からくり人形師 玉屋庄兵衛の世界展」
江戸時代から現代まで約240年の間に9人の玉屋庄兵衛が制作したからくり人形を展示し、「ものづくり愛知」の源流を探っている。

愛知は祭りの山車に載せるからくり人形が二百数十点も現存し、「日本一のからくりどころ」と言われる。江戸中期、尾張藩主の徳川宗春が幕府の倹約政策に対抗して庶民の娯楽を奨励したことから数多くの職人が集まってきたのが由来。初代庄兵衛もその一人だった。

7月にロンドンの大英博物館に茶運び人形を寄贈して話題となった九代目の玉屋庄兵衛の「からす天狗(てんぐ)」と、ぜんまい仕掛けの「茶運び人形」、座敷からくりの最高峰「弓曳童子」、さらに歴代の山車からくり人形などを展示。
また、製作工房を会場に再現するほか、京都・祇園祭で唯一の山車からくり「蟷螂山」(リアルな動くかまきり)を特別に展示。愛知万博で一度も故障せず動き続けた指南人形も。

 犬山市や半田市、京都など全国各地の祭り保存会が所有している人形で、一同に集まるのは10年ぶりという。

本人の実演も見ることができ、なかなか、いい経験をした。

・からくり人形の展示
・からくり人形実演
・京都・祇園祭の山車からくり「蟷螂山」の特別展示
・製作工房の再現・展示



さて、久しぶりに美術館と、岡崎公園の市立美術館へ。
あっ、今日は月曜日。しまった、市立美術館も近代美術館も休館日。



平安神宮あたりの桜もまだかな。一部、このように、満開も。


これも焦点深度を変えて、2枚。







細見美術館裏ですばらしい枝垂れ桜を見る。




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