以前から、予定されていた栗東フォトクラブの撮影会。 天気予報は雨100%。今回は、「関西おでかけパス」の切符を買ってあるため、中止とはいかない。 予定通り、草津に8時に集合。「雨だから、京都の植物園とか、大阪の屋内のどこかにしようか」となったが、「せっかく、2000円で乗り放題の切符なんだから、行けるギリギリまで行きましょう」となり、奈良方面の一番遠いところ、奈良に行くことになった。 JR奈良に着く。屋内でどこか?。「そうだ、我々にピッタリ。写真美術館に行こう」 市内循環バス「破石町」で降り、激しく降る雨と風の中、約10分ほど歩く。ズボンも靴もずぶぬれ。 |
入江泰吉氏は土門拳氏同様、仏像、建築物の写真で有名であるが、奈良山辺の道を歩くうち、美しい花にも注目、晩年多くの作品を残している。氏の全作品を奈良市に寄贈されたことにより、本館を建築、所有しているという。 全紙サイズの大きな美しい作品を見学。構図、ポイントの入れ方など、なかなか勉強になった。ハイビジョンシアターでの奈良行事などもあり、訪れる価値あり。 氏は没後10年。愛用のカメラ、写真以外の絵、彫刻、収集物などの展示もあり、写真が好きなグループとして、ためになる時間だっただった。雨が降らねば来なかっただろう。 |
先日、テレビでやっていたこと。 巨大な大仏(盧舎那仏像)は青銅に金メッキしているが、金メッキは金箔を貼るのでなく、膨大な水銀に金を溶かしたもの(アマルガム)を青銅の上に塗布し、それを火であぶって、水銀だけ飛ばし、金を青銅の上にメッキするというのだ。 つまり、約400kgもの水銀は空中に飛散したという。この水銀ガスが奈良の人たちの体を蝕み、(当時としては)原因不明の疫病につながったという。公害か。 |