ついに、60歳の誕生日を迎えた。妻から簡単なお祝いを。「お祝い金は着る物に使ってね。お父さんは着るものに無頓着なんだから・・・」と。毎日毎日、ジーパン(最近はデニムというらしい)とスニーカーというのはそれほど気にかかるんだろうかね。 60過ぎてからの保険金はガックリと落ちるらしい。昨日までに死んでいたら、3000万円、これから死んでも300万円とか。長い長い間かけてきた生命保険。累積するとものすごい金額になる。お金が一番必要な若い時代、子育ての時代にせっせと支払い続けた「ホケンゲル係数」はハンパじゃなかった。生命保険金をもらうために死ななきゃ損だったんだけど、結局生き続けて得したんかな。まさに、保険という意味を実感する。 |
還暦の「還」は「かえる」「もどる」という意味で、「暦」は干支を意味する。 干支は本来、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の十干と、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥からなる十二支を組み合わせたものをいい、60通りの組み合わせがある。 60年で干支が一回りして、生まれた年の干支に戻ることから、「還暦」というようになった。 |