青春アミーゴ 2005/12/25



自分にとって今年の大きなニュースはボーナスで買ったHDDつきDVDレコーダーだ。
ビデオテープによる録画は常に1本の番組だけしか録画予約できないし、それほど何本もテープがあるわけでもない。
HDD録画というのはものすごい発明だと思う。常に最新の番組表(EPG)が自動的にダウンロードされており、それを見ながらどんどん予約できる。
勤務の関係で、今までは見ないままどんどん過去へ忘れ去られる放送も気になる番組は残していけるわけだ。
後で見る時間も大変なものだが、ドラマ以外に重要な報道番組も録画しておいて良かったと思った番組も少なくない。
おかげで、今年のテレビドラマはたっぷり楽しませてもらった。NHKの大河「義経」はもちろんのこと、「熟年離婚」、「大奥」、そして、「危険なアネキ」や、「花より男子」、「野ブタをプロデュース」にワクワクし、「1リットルの涙」、「あいのうた」に涙した。



ところで、今年、最も売れた歌は、修二と彰の「青春アミーゴ」ということ。
ドラマ「野ブタをプロデュース」に出演したKAT−TUNの亀梨和也(19)とNEWSの山下智久(20)による年内限定ユニットのドラマ主題歌である。ドラマ内での役名が修二と彰であるからそのままユニット名となっている。



昭和にヒットした歌謡曲を思い出させる、懐かしい、そして気持ちの良いメロディーは、今の若者だけでなく、我々おじさんおばさんにも気に入られ、放送はわずか3ヶ月しか無かった期間にものすごく売れたわけだ。昭和のノスタルジーが漂う、本当に、この歌、懐かしさを感じません?

青春アミーゴ 修二と彰

鳴り響いた 携帯電話 嫌な予感が 胸をよぎる
冷静になれよ ミ・アミーゴ

情けないぜ 助けてくれ 例の奴等に 追われてるんだ
もうダメかもしれない ミ・アミーゴ

2人を裂くように 電話が切れた

※SI 俺達はいつでも2人で1つだった 地元じゃ負け知らず そうだろ
SI 俺達は昔から この街に憧れて 信じて生きてきた
なぜだろう 思いだした 景色は 旅立つ日の綺麗な空 抱きしめて※

辿り着いた 暗い路地裏 しゃがみこんだ あいつがいた
間に合わなかった ごめんな

やられちまった あの日交わした 例の約束 守れないけど
お前が来てくれて 嬉しいよ

震える手の平を 強く握った

SI 俺達はあの頃 辿り着いたこの街 全てが手に入る 気がした
SI 故郷を捨て去り でかい夢を追いかけ 笑って生きてきた
これからも 変わることない 未来を2人で追いかけられると 夢見てた

(※くり返し)


オリコンの記事から引用

「青春アミーゴ」の真相!なぜ、修二と彰はこんなに売れたのか!?

 日本テレビ系ドラマ『野ブタ。をプロデュース』から誕生した、KAT-TUN・亀梨和也とNEWS・山下智久のスペシャル・ユニット、修二と彰の「青春アミーゴ」が絶好調。チャート登場4週目でついにミリオンを突破(累積売上105.9万枚)した。
 シングルのミリオン達成は今年初。2004年5月17日付の森山直太朗「さくら(独唱)」(2003年3月5日発売)以来、1年7ヶ月ぶりの快挙となった。
 この間、シングルのミリオン作品が登場しなかったなか、今回の彼らの大ヒットにはどのような背景があったのだろうか。ORICON STYLEでは自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】による購買層のインターネット調査を行い、その理由に迫った。

 「青春アミーゴ」は、10代女性を中心にしたコアファンはもちろん、それ以外の層に幅広く訴求したことが今回のミリオンヒットにつながっていることが下表からもわかる。10代に続いて多い購入者層は、40代、30代、そして20代という結果になっているのだ。

 この背景には、まず歌謡曲を彷彿とさせる曲そのものの良さが訴求していることが挙げられる。アンケートでは「レトロな感じの曲調が大好き」(岩手県・10代女性)、「とても聴きやすい曲で、歌とダンスもよかった」(愛知県・20代女性)といった声が多く、また、カップリングの2人それぞれのソロが聴きたかったという若年層のファンも目立った。
 そして、年代の高い層においては、「ドラマを見ていて好きになった」(兵庫県・40代女性)、「小学生の娘が大ファン。一緒に聴いているうちにハマッた」(愛知県・40代女性)というようにドラマ人気から楽曲の認知、購入へとつながっている例が多いことがわかる。さらに今回のアンケートで目立ったのは、「妻と子供がドラマを好きだから購入した」(富山県・30代男性)といった家族のために購入したという声だ。
 ドラマタイアップ曲は数あるなかでも、より本作が訴求した要因には、ドラマが家族で広く楽しまれており、役柄のふたりが歌う同曲はドラマの話題と同様に家族のコミュニケーションのひとつとなっていることが挙げられるだろう。
 もちろんそれに加えて、「歌が良いし、2人が好きだから」(東京都・40代女性)、「曲を聴いてすぐに気に入ってしまった。亀梨君と山下君のソロも収録されているから」(福岡県・30代女性)など、2人のファンであり自分の為に購入したという声も圧倒的に多い。

 その一方、まったく異なる理由で購入している声もあった。「年末やたらと耳にする回数が増えそうな曲だから」(山口県・30代男性)、「昔懐かしい曲。歌ってしまいそう」(京都府・30代女性)、「歌も踊りも覚えやすそう」(広島県・20代女性)といった声に代表される、これからの忘年会シーズンに向けてのカラオケニーズだ。
 昨年はこの時期に、年末の宴会を盛り上げる余興として「マツケンサンバU」の歌と踊りを職場などの仲間同士で練習する人の姿が多くみられたが、今年のそれが「青春アミーゴ」となりつつあるようだ。
 80年代の歌謡曲を彷彿させ、のりがよく男性のデュオによる歌と踊りで“きめられる”曲。まさにこれからのカラオケ、忘年会シーズンにぴったりの曲といえるだろう。30〜40代の層から高い支持を受けている背景には、こうした季節的にマッチしたニーズに見事応えたという点が挙げられそうだ。

 今年最大のメガヒットは、楽曲、アーティストの魅力に加えて、ドラマのヒット、年末の忘年会シーズンに向けたカラオケニーズから従来以上に幅広い層へ訴求した結果といえるのではないだろうか。

(11月25日〜11月29日まで、全国の10代、20代、30代、40代の男女、計800人にインターネット調査したもの)


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