京都鳴滝 了徳寺の大根焚き 2005/12/10



師走になると、あちこちで、大きな鍋でXXXX煮という行事が行われる。
実は、これまでに、この種の行事に参加したことがない。特に信仰心があるわけではないが、今回、京都の了徳寺の「大根焚き」というのを訪れた。


ついこの間、嵯峨のハイキングで歩いた道を本日はバスで。
鳴滝本町を降りる。妙心寺、等持院、仁和寺の近くになる。



ふだんは静かなこのあたりも、この時だけは人が多い。


大根焚きのいわれ(サイトより)
むかしむかし、この地へ来られた『親鸞聖人』は村人の差上げた塩味の大根焚を大変およろこびになり、形見として庭前のすすききの穂をもって”帰命尽十方無碍光如来”の十字の名号を残されました。この”すすきの名号”を徳として報恩講を毎年おこない、その時の”精進料理”がいつのころからか”大根焚”の名で世に知られるようになりました。


京都府亀岡市篠町でつくられた青くび大根3500本が用意されるという。


大鍋でいっぺんに煮るからホクホクとおいしく仕上がるんだろうな。


大根切りなどはひとまず終わったようだ。


いい香りがただよう。


まず、堂内へあがらせていただこう。


大勢の檀家さん達が大根焚を器に盛ったり、運んだり、大根の葉の「おひたし」を作ったりと大忙し。


仏様の前で。この「だいこだき」を食べると「中風」にかからないと昔から言われている。


昼食のつもりで来たので、「おとき」の方を。大根焚き+ごはんのセット。


この大根焚、読み方が「だいこだき」で「だいこん」ではなく「だいこ」なんだそうな。


運び役もみんな檀家さん。忙しい・・・・


大きなお鍋で焚くもんだからホントホクホク!。
あっさりとした塩味と良くお出汁のしみたおあげさんとが絶妙で本当に美味しかった。

大根葉のカラシ和え?、おしんこ、にんじん入りごはん。まさに、ヘルシー。


ちゃわん洗いも大変。本当にごくろうさまです。明日もあるよ。がんばって!!


帰り際で草もち。自家つきのおもち。1個だけ売っていただき、中でお茶までごちそうになった。
これから妙心寺へでも行こうか。



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