「偉大なるシルクロードの遺産」展、「フランス近代絵画」展 2005/11/22



「偉大なるシルクロードの遺産」展

京都文化博物館


東西交易の要路・シルクロード。中央アジアのウズベキスタン、タジキスタンを中心に、ヘレニズム文化などの遺跡出土品や、イスラム様式の金工品、陶器、多彩な民族衣装など豊饒な民族文化をはじめ、紀元前から近代に至る壮大な文明の足跡をたどります。
展示概要
第1部 アレクサンドロスの遺産ー偉大なるヘレニズムの遺宝
第2部 クシャン帝国ー仏教への帰依と騎馬民族の誇り
第3部 謎の民族ソグドの華麗なる貴族文化ーよみがえるシルクロード交易の精華
第4部 イスラム美術と民族文化

「シルクロードのXXX」と題して、常時どこかで展示会があると思う。
それだけ、人気が高い展示会だ。
単にシルクロードといっても、非常に多くの国、地域にわたっているので展示品はものすごく多岐にわたる。
今回は、ギリシャ方面と、中国からはうんと遠くの方の西の果てともいえる、「ウズベキスタン地方」の展示品でありその文化がどのように変貌していったかを見ることができる。
「シルクロードといえば、ウズベキスタン」といわれるらしいが、このウズベキスタン国立美術館から持ち込んだすばらしい品々。
美術館はたぶん、からっぽなのではなかろうかとさえ思える。
黄金の装身具、塑像類、壁画など、すばらしい物である
タジキスタンなどの美しい建物の写真など、世界はいろいろだなとつくづく思うね。





「フランス近代絵画」展(ベオグラード国立美術館所蔵)

京都駅ビル美術館


ルノワール、ゴッホ、ゴーギャン、ピカソなど東欧の古都ベオグラードに集まった巨匠達の名作約100点

ベオグラード国立美術館所蔵の名品。特に、ルノアールのスケッチ画など、珍しい作品を鑑賞。

ルノアールの作品2点のカードを買ったので写真で。


ルノアールの息子。当時は、男の子は長髪にして、女の子の洋服も着せたとか。


「水浴する女性」(1915年頃)
1996年に盗難を受け、大事件となった。
すぐに帰ってきたが、素人が扱ったため、ボロボロにキズが入る。
横に、破損時の痛々しい写真が並列展示されている。
1年かけての修復作業。どのように修復をしたか、信じれないくらい奇麗な状態。
これはみものです。

ひろしま美術館の所蔵品



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