足立美術館 2005/11/15



本日の行程はこの足立美術館のあとは宿へ行くだけ。この足立美術館がもっとも楽しみだった。ポツポツ、雨が降り始める


島根県安来市。地元出身の実業家・足立全康[ぜんこう]氏が蒐集した美術品を基に昭和45年11月に開館。
コレクションは近代日本画を中心に、陶芸、童画、彫刻、蒔絵など多岐におよび、総数1300点を数える。
なかでも、横山大観[よこやまたいかん]の作品は130点を超え、日本一の大観コレクションとして知られている。
また、広大な日本庭園は米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」が実施した2003・2004・2005年庭園ランキングで、3年連続で日本一に選ばれている。




入館するや、「わぁっ」とのためいき。


その、圧倒的な、美しさにのめりこむ。


雨の滴が池に波紋を作る。


遠くの借景まで計算されている。


石が雨に濡れるのもかえって・・・・








まあ、こういうのは、よけいか・・・




美術館に入るが、まず、多くの工芸品を見る。金銀、塗り物・・・


計算された石や築山の大きさなどがものすごい広がりを感じる。


昭和45年。当然、京都や奈良の名園のような歴史なんてものは無い。


つまり、なんのしがらみも無く、人間が美しいと思うものをゼロから創る。日本人の感性を極めて・・・




しばらく、この見事な造形美を・・・


・・・・・・・・


四季でどのようにこの美は変わるのか?










レストランに入ると、また、違う景色が見られるようだ。でも、コーヒー750円はね・・・・








遠く、細い滝が・・・・


このレストランも、指をくわえて素通り。








壁を四角く切ってあり、中から見ると、外の風景がそのまま絵となる「生の油絵」と名付けている。




和室の奥。仏壇の左の床の間には、一幅の掛け軸が、これも切り抜き。つまり、生の絵となる。






傘をさすのがつらい。雨もいいのだが。
















2階には、いよいよ、大観、古径、深水などの日本画の宝庫。


















回廊部




魯山人の大きな器を見る。ここは入口の展示なので撮影許可と思う。




天気さえ良ければ、雨さえ降らなければ、もう少し明るければ・・・・・残念。
でも、もう一度、違う季節に来られれば・・・・



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