青春18切符の旅 家内のグループ旅行で青春18切符が1枚余ったということで、もらう。ラッキー!。 さて、今日はどこへ?。 兵庫県立美術館での「新シルクロード展」の招待券をいただいているので、とりあえず、そこまで行こう。 草津8時42分発の新快速に飛び乗る。 本来はもっと早く出発すべきだが、天候がもうひとつで、来週にするか迷っていた。 順調に走っていたのはいいが、新大阪でなにやら、発車する気配が無い。 やがて、車内放送で、「急病人です。お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか」と連呼が始まった。 テレビドラマみたい。どうやら病人は車内から降ろしたようで、約20分遅れて発車。 その間、後続の普通電車が次々抜いて行く。えぇ?、畏れおおくもこちらは新快速なるぞと言いたいね。 |
各種のシルクロード展は常時どこかで開催されているが、今回はかなりのもので、展示物は昨年に発掘された物とか、世界初公開が続々。 |
「如来図」や、世界初公開となる「木製ミイラ」、日本初公開となる美しい唐代の壁画など、シルクロード3ルートからの埋葬品が見られる。 砂に埋もれていた3000年前の人たちの遺物を目の前に見て当時の人たちの生活を偲ぶ。 嬰児のミイラ、彩色も鮮やかな衣類、土器、墓に一緒に納められていた多くの傭、そして内壁からはがした見事な壁画。 キトラ古墳の壁画のはがし作業の関係者の苦労を最近テレビで見たばかり。 13年前に訪れた西安(長安)の大雁塔(ここも登ってきたな)を出発点としてこの壮大な旅は始まる。 多くの文化の融合。絵画やミイラにもヨーロッバ人の顔がある。 |
500円で音声ガイドを借りる。従来の機器より優れ物。 カラーのタッチパネルに画像も説明文も表示され、イヤホンからは、あのNHKの「その時歴史が動いた」の松平定知氏のアナウンスが効果的なBGMとともに聞こえて来る。 |
帰路、神戸市立博物館で開催中の「ベルリンの至宝展」を見たくて三ノ宮で降りる。 既に16:30を過ぎている。念のため電話すると本日は終わりと。残念。 せっかくだから、神戸港への散歩とする。まだ明るいのでインターネットカフェで少し時間かせぎ。 |