愛・地球博 2005/04/04



 3月25日に開幕した、21世紀最初の国際万国博覧会「愛・地球博」
日本では、大阪の万国博覧会以来、35年ぶりとなる。
EXPO70。当時は社会人になって5・6年だった。

朝日旅行の主催による、入場券込みで5500円ポッキリという格安ツアー。


ガイドブックは多く出ているが、このハンディータイプは安くてなかなか便利(500円)。


早朝からバスに乗り、9時過ぎに到着。バス亭から西ゲートまではものすごく遠い。既に多くの客が列をつくる。


ここはどこから行ったらいいんやろ。


警備員さんも声を枯らす。


 入口近くでは、一列となり、まず、持ち物チェック。弁当、ペットボトルドリンクの持ち込みは禁止。
その場で押収されるか、食べてしまわなきゃならない。前日の小泉首相の発言でか、少し緩和。
手作り弁当は持ち込み許可。まあ、結局はコンビニで買ったおにぎりを弁当箱に詰め直しただけですけど。
まるで、空港のチェックさながら。市販弁当と手作り弁当を判別できるセンサーでもできるといいね。


ようやくゲートを通過したら、ホッとして、ちょっと気合い負け。望みのパビリオンにいちもくさんのはずだが。


長久手会場では中央部をグルッと一周する「グローバル・ループ」という道がある。


 「TRAM」 グローバル・ループの中央に金属のガイドがあり、この上をゆっくり走る。
常に、前をガイドが歩いて案内。なんか、変。



「こいの池」の向こうに大地の塔が。




マップの上にマウスを置くと、本日観覧したあたりが赤くなります。
(ホンのちょっとです)



万国旗はいかにも国際博覧会的。


グローバル・ループ上の乗り物のもう一つ、「TAXI」。人力車。まさに、環境博。


日立、トヨタなどのパビリオンを望む。


ガスパビリオン。すごい人。


外ばかり、ブラブラしていても。グローバル・コモン1(アジア)から見てみよう。まず、インド館。


木や象牙の細かい細工。1つ、200円から。カレーなども


宝石細工もいっぱい。アジアの各国館では美しい装飾品の陳列多し。


いちいち、全ての国を撮影していないが、これは、ネパール。


入口で回す、これって何だっけ。


やはり、仏教文化中心。


キルギスは政変真っ最中。受付の女の子が超かわいく、ドキドキした。


遊牧民の移動住居(何てったっけ)の実物など、観る値打ちあり。


13mの巨大涅槃物。すごい。


美しい焼き物。欲しい!!。500円。手が出ない!!。


ユーモラスな人形たち。


どの館も、各国の民族衣装を着た人と会える。


やはり、アジアの文化というか・・・・


モンゴル、ブータン他、多くの国の文化を満喫。


さあ、いよいよ、中国館。


 どこの館も受付嬢は、ものすんごく美しく、超かわいく、すごくきれいなギャルのオンパレード。
なんか、恥ずかしくて、写真撮らせてと言えなかった。
中国も、あれだけの人数から特別人選したトップクラスの美人を派遣してるんだろうなぁ。
たまたま女性グループの演奏があった。交替交替でいろいろ観られそう。


顔も演奏技術もトップクラス。


紙を破いて文字にする。すごい職人技。中国恐るべし!!。


2回から、もう一度、5楽坊を、失礼。


堅い木の微細な彫り物。


ずっといつまでも観ていたい。


すばらしいね。


隣は韓国館。


テクノロジー、すばらしい美術品を観たあと、あった。やっぱり・・・・。おばちゃんは何でこの人が好き?


テレビドラマ、映画人気はいまや、日本では沸騰。


おみやけも商魂たくましい。


チェ・ジウといっしょに写そう。等身大像も。


2012年に海洋博を開くそうだ。


受付の女の子。


スリランカ、パキスタン、バングラディッシュ、イラン、カタール、サウジアラビア、イエメンと続いて観る。
こちらは彫金師。非常に細かい細工を何気なく打っているのに驚き。



宝石の原石からカット、磨きなどの実演が観られる。


ちょっと、暗いね。


宝石の原石を磨く。電動で無く、手動の砥石で、根気???・・・・


釈迦座


牛の串焼き。すごくうまそう。次回は買おう。


近づくと刺繍だった。美しい。


売って欲しいと交渉していた人も・・・。


タクシーなんでしょうね。


こんなおじさんのがんばってるレストランならうまいだろうな。


こういうパフォーマンスが観られるのもいいね。


受付は「当然ながら」女性ばかり。


まあ、ここでは、さすがにニセモノは売ってないだろう。


グローバルコモン1(アジア)だけで、見応えがあった。


さて、一区切りついたところで。


企業パビリオンはインターネット事前予約、整理券予約で、とてもとても無理。


行列ばかりで、最後列は約50分〜80分待ち。とても、並ぶ覚悟は無い。


超電動リニアモーターカー。


一昔から考えると、まさに夢のSFみたいな車体。


ベンチで手持ちの弁当で昼食を。


巨大な観覧車がひときわ目立つ。


地元だけあって、自動車メーカーではトヨタグループ館が単独で出展しているが、日産もホンダもマツダもここで統一出展。


フィリッピン、ラオス、ベトナム、マレーシア館にも入った。


なかなか、人工的な、景観。


どこのギャルだっけ?。


このあたりは次回にしょう。人気のある館はやはり、並ばねば。


日本館です。いかにも、環境に考慮した。ズダ袋パビリオン?だね。


向こうに大地の塔。


ここも、入れず。次回に。


大地の塔あたりの丘陵は美しいお花畑。


大地の塔のまわりに風で鳴る音具。


名古屋市パビリオン「大地の塔」はインターネット予約していた。時間ギリギリで走った。


ここに設置された、世界最大の万華鏡。ギネス承認。


上を見上げると、荘厳な万華鏡。圧倒される。


これがサウンドとともに動いているのだ。


下には巨大な鏡。天井の万華鏡を写し、これも巨大。カメラを構える自分が写っている。


高さ47m。名古屋城天守の48mに合わせたとか。


頭上にはキッコロゴンドラ。


このゴンドラが万博の雰囲気を盛りたてているように感じた。


ガラス玉でできた巨大像です。


キッコロゴンドラは、会場の南北を走行する。


 「TRAM」はグローバル・ループをひんぱんに走っている。
こんなにゆっくり走って、なんか、イライラしないかなぁ。いや、これが、エコ博の象徴。


青空をバックに、みんな、楽しんでますかぁ。


ゴンドラ北駅。


 本博はロボット博ともいうほど、多くのロボットが登場しているが、メジャーなパビリオンばかりで、とても今回はお目にかかれそうもない。ブラザー館のかわいいところで我慢して。


望遠レンズでねらってみたが。


さて、どこも入れそうもなく、もう一つの会場である瀬戸会場へ。


こちらは長久手会場内のキッコロゴンドラでなく、モリゾーゴンドラという。無料!!


瀬戸会場は意外に遠い。はるかかなたに・・・


8人乗りのゴンドラ。駐車場の上。はるかかなたに長久手会場を望む。


 もともとは、瀬戸会場の位置に開く予定だったが、あまりにも森の伐採が多く、反対意見から、長久手がメイン、瀬戸が小さいサブとなったとか。
 確かに、まさしく、森の中である。ゴンドラの通り道だけ、途中で寸切りされた木々が痛々しい。
 途中にゴンドラから住民の窓が見えるところがあり、そこに近づくと、フッと窓ガラスが自動的に曇る。約2分間。


瀬戸会場の駅に到着。


規模は小さい。瀬戸愛知県館、瀬戸日本館、市民パビリオンなど。


環境を考える、展示、ワークショップなど中心。


紡ぎ


ゆっくりと勉強するにはいいかも。


竹や藤によるオブジェなど。


話題のマンモスの展示はあきらめ、ここにあったマンモスの牙にて。


 帰りのバスは、朝の駐車場に16:45集合となっており、モリゾーゴンドラで行列、長久手会場内を歩いて西ゲート、それから駐車場まで・・・と計算すると、愛知県館を見終わってからでは間に合わないと計算。並んでいるのを中止して、帰りを急ぐ。


駐車場のバスに着いたのが、ギリギリの16:45。いやー大変だった。



 国や機関を合わせて150以上の出展によるこの博覧会。地図で見ると、観覧ヶ所も面積も1割も見ていないような。全く足も踏み入れていないところがものすごく残っている。
 これから暖かくなって、多くのイベントも見たいし、少なくともあと3回は来なければと思う。




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