国立国際美術館(大阪中之島) 朝日新聞社主催。国立国際美術館は移設して初めての訪問となる。 |
中国仏教美術の精髄と
長大な歴史と広大な国土とをあわせ持つ中国には、数千年にわたる時代の貴重な文化財が多数残されています。その文化の真髄を、「仏教美術」と「考古学の新発見」に焦点を当て、約150件の優品により紹介します。
紀元前5世紀頃にインドで生まれた仏教は、紀元前後頃に中国に伝わり、大いに隆盛しました。「仏教美術」では、仏教の伝来初期にあたる後漢(1〜3世紀)から、三国、魏晋南北朝、隋、唐、そして五代、北宋時代(10〜12世紀)に及ぶ名品を、中国全土から網羅的に集めます。わが国の仏教文化にも大きな影響を与えた中国の仏教美術の約1000年にわたる変遷をたどる壮大な試みは、世界でも初めてのものです。「考古学の新発見」では、毎年相次いでいる考古学上の重大な発見の中から、近年発掘された特に重要な作品を、日本初公開、中国国外初公開を中心に厳選しました。中国ならではの芸術的な魅力に富む遺品の数々を披露します。
中国国内でもなかなか公開されない貴重な作品に出会えるまたとない機会を、どうぞお見逃しなく。世界が驚いた考古学の新発見 |
年代順に展示されているが、中国数千年を考えると、あまりにも永い、壮大な歴史となる。 会場最初にあった、小さな、石づくりの人形。当時は金属という物は無かった。 BC3500というから、5500年前の実物が今、目の前にあるのだ。 日本では、原始人の時代に。 |