丸山応挙特別展 2003/10/09
丸山応挙は、雪舟とともに、もっとも関心のある画家である。
近代では平山郁夫、東山魁夷、横山大観などであるが、
丸山応挙は若いころ「三井寺円満院」に何度も訪れファンであった。
応挙は円満院とは縁が深い。
天王寺駅から公園内へ
花いっぱい
平日というのに、入場制限しないとかなりの人
ひさしぶりの大阪市立美術館
11時ごろ、30分ほど並んだ
大瀑布(掛けて、下部は前の方へ垂らすことにより、
実際に水がこちらへ流れてくる感覚がある)
雨竹風竹図
(雨も風もいっさい描いていないのに、雨も風も見事に見える)
郭子儀図襖絵(大乗寺襖絵)
大乗寺の内部を一部復元して実物が展示された)
松に孔雀襖絵(黒の墨だけで描いた孔雀が彩色に見える)
雲龍図(圧倒的迫力)
雪松図(雪は描かず、白を残して松葉で雪を表現)
猛虎図(応挙の時代にはまだ虎は日本に入っていない。
毛皮と猫で想像して描いたという。
道理で、応挙の虎はちょっとかわいい)
幽霊図(有名な応挙の幽霊です)
花鳥図(孔雀、花などの花鳥図は多く、精緻ですばらしい)
写生(樹木、花、人物のパーツなど非常に多い。筆一本の流れで、
これ以上不要という木の葉の表現に驚く。
レオナルド・ダビンチもこのような写生が多い)
その他、滝の流れに透けて鯉が滝を昇る図、かわいい犬の図など、感激した。
すばらしい感動を味わった
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