街では、まさに、「今世紀最後の・・・・」で大売り出し、そして、全てのイベントが、 「世紀末の・・・」である。千年紀末は、実は、昨年1999年の終わりであったのだが、100年毎の、20世紀最後と合わせて、今の方が、なぜか、実感がある。 100年の中で誕生して死んで行く人が多数であるのに、世紀の中ごろで生まれた者は幸運にも、世紀をまたがって生きることができる。 しかも、1999年から2000年へのまたがりも経験する訳だから、なかなか運が良いと思わねばならない。 テレビ放送も12月1日からデジタル放送を開始。滑り込みというところ。 さて、これから100年はどんな変化が。 科学技術庁がまとめたレポートによると、人類を含む全ての生物は、食料危機を乗り切るために、自然に、小型化するだろうとのことである。 人類よりも精巧な動きをするロボットの登場、数時間単位での地震予知、ヒトゲノム解析による長寿命化など。 いつもとは違う年末・年始が、いつものように到来しようとしている。 |